スター福祉村ケアプランセンターでは、介護支援専門員のケアマネジメントの質の向上を目的に、毎月1回事業所内で計画的に研修を行っています。
今回は成年後見制度の研修を行いました。
成年後見制度は、高齢者の権利擁護に欠かせない制度です。担当するご利用者様も超高齢社会の影響により年々増加しています。
そうした中で制度についての説明を求められる機会も増えてきたので、今一度理解を深めるために研修を行いました。
突然ですが、成年後見制度がいつから始まったかご存じですか?
平成12年、介護保険制度制定と同じ年なんです。
それまでは禁治産制度という明治時代に制定された制度で運用がされていました。意外と古い制度なんだなと驚きました。
成年後見制度は、
①自己決定の尊重
②残存能力の活用
③ノーマライゼーション
の3つの理念がかかげられ、この理念をもとに制度改正がなされています。
制度の歴史を知ることで、この制度に携わる時や高齢者の介護支援業務に携わる時、どんな時もこの理念を忘れずに業務にあたりたいと気持ちを新たにしました!